おといれだより 平成24年11月号(No.374) から、一部内容のご紹介

おといれだより 平成24年11月号(No.374)
【 目次 】

◆日本人の躾(第35回) 「教育勅語の十二の徳」 -修 身-
◆お釈迦さまが残していった宇宙の法則(第64回)
 「宇宙、永遠不滅の霊性を説いた、密教原理の創始者も、
            若いころ透明人間になる薬を作って悪戯にふける その1」
◆仏事講座「もっと知りたい仏の世界」 ~お数珠の役目ってなぁーに?~
◆「ぴんぴんころりとなるために」 いいトイレのすすめ
◆妙喜の密教料理 ~りんご煮~
◆自然カレンダー 【霜月(しもつき)】 「新暦、旧暦、六曜、二十四節季、旬の食べもの」
◆密教占い あなたの11月を占う
◆八幡大師大日寺 十一月の行事案内ほか



◆日本人の躾 「教育勅語の十二の徳」 -修 身- <平成24年11月号より>


教育勅語の十二の徳

「お待ちどうさま!ようやく教育勅語の意味までこぎつけたな」

「それにしても、和尚さん、大阪の塚本幼稚園の園児たちが、あの教育勅語をソラでいうとは、おどろきました。でも意味までは?」

と、マッサージを始めたイチゴくんに、
「まさかと思うから、このさい和尚の意訳をご披露しようー」


教育勅語大意 和尚訳

「教育に関する明治天皇のお言葉」

私が思うに、わが国の歴代天皇のご先祖は、この国を建国するにあたって、この国が永遠に続いてゆくためには、道徳を基盤にしなければならない、という深いお気持ちを持っておられました。

わが国民は、国への忠誠心と、親への孝行心を、すべての国民が同じように持っています。

わが国が、優れた美しい国家の形態を保っているのは、教育の源泉が道徳にあるからであります。

国民は、父母を大切にし、兄弟は力を合わせ、夫婦は仲良く、友達は信じ合い、自らはつつしみ深く、常に慈愛の心を持ち、学問や技術を学び、知恵をみがき、道徳心を身につけて、公共の利益をはかり、社会の務めに励みます。

そして、常にわが国の憲法を大事にして、法律を守り、いざという時には、自ら進んで国や社会や正義のために尽くし、この国が天地と同じように、永遠に続くために力を添えるのです。
それは、わが親愛なる国民一人ひとりの先祖が後世に残してくれた、尊い教えのあらわれです。

このように、道徳の建国の基準におくことは、天皇家代々のご先祖が残した教えであり、これを私達の子孫が守ってゆけば、未来永劫にやり損なうことはなく、これを諸外国に広めても、道理にそむくことはありません。

私も国民といっしょに、このことを胸に刻んで、忘れないよう守ってゆきます。

みんなが心を一つにして、この正しい道を行うよう願ってやみません。

明治二十三年十月三十日
天皇 睦仁


「なるほど、これならボクにもよく分かります。でも、なんだか道徳くさいですね」

「そのとおり!原文をもう一度見てごらん、こんな一文があるだろう」


教育勅語
(前略)爾臣民父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋友相信シ恭儉己レヲ持シ博愛衆ニ及ホシ學ヲ修メ業ヲ習ヒ以テ智能ヲ啓發シ德器ヲ成就シ進テ公益ヲ廣メ世務ヲ開キ常ニ國憲ヲ重シ國法ニ遵ヒ一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ(後略)

明治二十三年十月三十日
御名御璽


この文を十二の徳目といって、明治政府はこれを基にして「修身」という教科書を作り、昔の偉人たちの物語を通じて子供に正直さや思いやりや勤勉を身につけさせたのさ」


教育勅語十二の徳

一、父母ニ孝ニ
親や先祖を大切にしましょう。

二、兄弟ニ友ニ
兄弟は仲良くしましょう。

三、夫婦相和シ
夫婦はいつも中むつまじくしましょう。

四、朋友相信ジ
友達はお互いに信じあいましょう。

五、恭倹己ヲ持シ
自分の言動をつつしみましょう。

六、博愛衆ニ及ボシ
広くすべての人に愛の手をさしのべましょう。

七、学ヲ修メ業ヲ習イ
勉学にはげみ技能を身につけましょう。

八、知能ヲ啓発シ
知徳を養い才能を伸ばしましょう。

九、徳器ヲ成就シ
人格の向上につとめましょう。

十、公益ヲ広メ政務ヲ開キ
広く世の人々や社会のためにつくしましょう。

十一、国憲ヲ重ンジ国法ニ遵イ
規則に従い社会の秩序を守りましょう。

十二、一旦緩急アレバ義勇公ニ奉シ
勇気をもって世のためにつくしましょう。


「それはすごい。和尚さん、日本では、いじめや殺人事件が横行している今こそ、その「修身」とかが必要なんじゃないですか。つぎは、その実例を拝見したいもんですね」

「いいとも」




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