おといれだより 平成24年12月号(No.375) から、一部内容のご紹介

おといれだより 平成24年12月号(No.375)
【 目次 】

◆日本人の躾(第36回) 「不動明王」 -明王道-
◆お釈迦さまが残していった宇宙の法則(第65回) 「新しい宇宙論を展開した密教哲学 その2」
◆仏事講座「もっと知りたい仏の世界」 ~どうしてお数珠は左腕につけるの?~
◆「ぴんぴんころりとなるために」 失せもの 出てこい!
◆妙喜の密教料理 ~お好みご飯焼き~
◆自然カレンダー 【師走(しわす)】 「新暦、旧暦、六曜、二十四節季、旬の食べもの」
◆密教占い あなたの12月を占う
◆八幡大師大日寺 十二月の行事案内ほか



◆日本人の躾 「不動明王」 -明王道- <平成24年12月号より>


不動明王

「和尚さん、平成二十四年も今月でおしまいですが、近ごろの日本は情けないですね。
北方四島は、とっくにロシアに取られているし、竹島は韓国に、わがもの顔にされているどころか大統領までが上陸してきたし、尖閣諸島までも中国領にされかかっています。
やつらは一体、何を考えているんでしょうか?」

イチゴくんは歯ぎしりしながらマッサージの手に力をいれます。

「いてて、痛いよイチゴくん!いわずと知れたロシアは日本が敗戦したとき、北海道が欲しかったんだがアメリカに反対されて、やむなく北方四島だけでも、と無理やり押しかけて乗っ取ったのさ。
また、中国はだんだん軍備をととのえて武力がついてくると、台湾から沖縄までが欲しくなってきた。
そこで(まずは尖閣から手に入れてやろう!)と考えて、盛んに日本の領海を巡洋艦らしきやつをうろつかせている。
みんな覇道に目がくらんでいるのさ」

「えっ!覇道って何ですか?」

「武力や策略で他国を征服する悪い王のことを覇王といってな、覇王が行く悪道のことだよ」

「じゃあ、その反対は?」

「王道という。だが正しい道を歩もうとするには、よほど腰がすわってないといけないね」

「正しい道というのは、〈北方四島も竹島も尖閣諸島も日本の領土だ!〉と、はっきり認めて撤退させることでしょ?
でも、今の日本の政治家で、自分の財産も名誉も捨て、いのちがけで王道を進もうとする人がどれくらいいますかねぇ。
そうだ!和尚さん、この現代に弘法大師さんがいたらどうするでしょうか?」

「イチゴくん、いいことに気がついた。お大師さんは、こんなときには、きっとお不動さんにお出まし願うと思うよ」

「どうしてお不動さんです?」

「お不動さんは正式には不動明王といってな、お顔は、どう猛な形相で、左手には縛り縄を持ち、右手には鋭い剣を持っているが、その心はやさしい慈悲の気持ちでいっぱいだ。
それは頭の上に仏さまを乗せる蓮花を載せているので分かる」

「まさか、お不動さんにロシア、中国、韓国を縛ってもらうわけにはいかないでしょう?」

「イチゴくん、不動明王の目的は(いうことを聞かない悪ガキは、〝縛りつけて剣で刺し殺すぞ!〟と脅しあげて良い子にしてやる)ことだ。
だから国際的に日本の領土と認められている北方四島も尖閣も竹島も乗っ取ろうとしている悪ガキ国には、日本は世界最強の〈核ミサイル〉という剣を作って、それをちらつかせ
〝どうだ。邪道に走れば、お前たちは地獄に落ちるぞ!早く王道に戻れよ!そうすればロシア、中国、韓国の大統領や書記長は、わたしの頭上にある蓮花に乗っけて、それぞれ大統領菩薩や書記長菩薩という仏にしてあげよう〟
これがお不動さんの明王道だよ」

「すごい!さっそく日本はお不動さんの気持ちになればいんですね!」




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