おといれだより 平成26年9月号(No.396) から、一部内容のご紹介

おといれだより 平成26年9月号(No.396)
【 目次 】

◆日本人の躾(第56回) 「闘心(とうしん)」
◆弘法さんのことば(第14回) ~酷睡は覚者を嘲る~
◆仏事講座「もっと知りたい仏の世界」 ~彼岸とお盆の違いは?~
◆知っていますか?「暮らしに生きてる仏教語」 ~般若~
◆今日の修行(生活)のダメ日記
◆妙喜の密教料理 ~キノコのみそ煮~
◆自然カレンダー 【長月(ながつき)】 「新暦、旧暦、六曜、二十四節季、旬の食べもの」
◆密教占い あなたの9月を占う
◆八幡大師大日寺 九月の行事案内ほか



仏事講座「もっと知りたい仏の世界」 ~彼岸とお盆の違いは?~ <平成26年9月号より>


~彼岸とお盆の違いは?~

彼岸法会を終えたところに、Aさんのご主人から質問がありました。

◆質問
母が亡くなって、今日はじめて法要に参加したけど、彼岸とお盆の違いがわかりません。
彼岸もお盆も死者を供養することは分かるんですが・・・

となりに座っていた奥さんが「この人は納得しないと嫌 なタチなんです」と申し訳なさそうな顔をしています。

◆妙喜
彼岸には生きている私たちが亡くなられた方が居る“彼の岸”へ訪ねて行き
亡くなられたあなたたちのお蔭で今の私たちは幸せにくらしていますと、
お供えものを持ち家族で報告にお墓へ行くのです。

そしてお盆は、あの世から亡くなられたご先祖たちが家に様子を見に里帰りするのです。
13日の夕方から16日の朝まで2泊3日の間、作ったごちそうを食べていただき、
ゆっくりくつろいでいただくのです。

◆質問
じゃあ、今ここでワァワァとお経をあげたのは何のためなのですか?

(奥さんは、もう下を向いたままです)

◆妙喜
あなたにはワァワァとうるさく聞こえたでしょうが、亡くなるとお経の意味がわかるのです。
お坊さんの役目は亡くなった人があの世で成仏できる方法を、
そして、こうして亡くなられた方々を供養している人たちに供養する徳をお経という形で説くのです。
その中で供養をご依頼された方々と亡き人のお名前を大きな声でお呼びし、
“あぁ供養されているんだ”
“供養しているんだ”
と、お互いに確認するのです。

何か言いたそうなAさんの手を引っ張り「これ以上聞かないで!あなたはしつこいんだから」と奥さん。

◆妙喜
納得することは素晴らしいことです。
お寺の法要のたびにお参りにいらっしゃい。
必ず納得出来る時が来ますよ。





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