「運」はこうすればつかめる
「運という女神の頭はハゲ頭、通り過ぎればつかまえられぬ」という人がいる。
どうも、この女神は禿頭病(とくとうびょう)になって前髪しか残っていないらしい。
そこで、ちょうど自分の目の前にやって来たときに、前髪をつかまなければいけない。
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人の心を揺り動かす「八つの風」
「ええい、ままよ、あしたはあしたの風が吹くさ」とやけっぱちでいう人がいる。
では、明日はどんな風が吹くかと聞いてもわからないからなさけない。
「上州名物かずかずあれど、かかあ天下に空(から)っ風」というように、突風や北風は人の身も心も寒くする。
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「四苦八苦」の本当の意味とは
釈迦は「人生は苦である」といわれた。
会社の経営に例をとれば、ある会社が経営不振になってきたとする。
売り上げは上がらない。社員は意気消沈し、資金繰りは苦しい。
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あなたは「十二の因縁」に縛られている
「因縁をつけるな」などと、ひどいことをいう人がいる。
しかし、人は生まれることによって、すでに因縁はついているのである。
『過去の原因を知ろうと思えば、現在の結果をみてみるがいい。また、未来の結果を知ろうと思えば、未来の原因となる現在をみてみるがいい』ということばがある。
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商売繁盛のコツ「自利利他」のすすめ
一つの石を投げたら、たまたま二羽の鳥に当たって、二羽とも落ちてきた。
これを、一石二鳥を得るという。
また、一挙両得という言葉もあるが、いずれにしても、一つのことをして二つの利益を得ることをいう。
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近江商人は商売を仏教から学んだ
『近江商人の通ったあとは、草も生えぬ』とむかしからいわれている。
その近江商人に、商売の真髄を教えたのは、この地に布教に来た僧侶達であった。
彼等はこういったのである。
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「儲かる」には「諸人」を「信者」にする
『儲』という字を分析してみると、二通りに分けることができる。
一つは『諸人』となり、一つは『信者』となる。
両者は、一見なんの脈絡もないことばであるが、2つのことばをよく見ながら考えてみれば、『諸人』と『信者』とに分けられる『儲』という文字は、事業というものの真髄をみごとに表していることに気づかれよう。
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人を毒する「三つの煩悩」とは何か
人間には、誰にも心の迷いがある。
これを仏教では『煩悩(ぼんのう)』という。
百八煩悩というくらいに、人の心はさまざまに迷う。
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「八つの正しい道」とは何か
正しいとは、どんなことなのか?
それは、間違っていないことである、とは誰でも分かる。
ただ、間違っていなければ良いということではない。
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